萬水


真空保温式二重管とは
管を二重にし中間を真空に近い状態を保持することにより、保温凍結防止を図るものです。導管断熱用アタッチメントの開発により、長さ、角度、形状の全て異なる現場に対応した二重管を提供することが出来、真空加工が現場施工可能となりました。
真空のため結露の心配もなく、外管に強度がある為、内管にはポリエチレン管の使用が可能で水管橋、橋梁添架管として最適です。水道水の凍結防止だけでなく、温泉の保温保持等多方面で応用できます。
特許出願中

概略図

  鋼管  ポリエチレンライニング  水道用ポリエチレンパイプ(50A〜200A)


特徴
  • 鞘管のポリエチレンライニング鋼管に強度があるため、本管にポリエチレンパイプを使用できる
  • 真空のため保温性能が極めて高い
  • ポリエチレンパイプが使用できるため水管橋の両端の可とう管が必要ない
  • 真空のため本管外面・鞘管内面に結露することがない
  • 鞘管のポリエチレンライニング皮膜は優れた耐候性があるので亀裂等の劣化が起こらない
  • 鞘管・本管とも多用な組み合わせが選択可能となる
    【組合せの例】
    ■鞘管・ステンレス+本管・ステンレス
    ■鞘管・ステンレス+本管・ポリエチレン管
    ■鞘管・ラインニング管+本管ステンレス
    ■鞘管・ラインニング管+本管・ポリエチレン管
低温試験<例>
  • 供試材
     真空二重管 
    本官:ポリエチレン管75A×1.2m
    鞘管:DHF-COAT-PE
    外面ポリエチレンラインニング鋼管 SUS150A×1m
     ポリエチレン管(比較材) 
    ポリエチレン管75A×1.2m
  • 試験方法
    ポリエチレン管内部に水を入れ、両端をゴム栓にてシールする。
    冷凍庫(-20〜-30℃)に試験片をいれ、管内部の水温を測定する。
  • 結果
    ポリエチレン管は試験開始12時間後には凍結したが、
    真空式保温二重管は試験開始30時間以上凍結していない。

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